消費税増税対策!話題のキャッシュレス決済のメリットデメリット

2019年10月1日から増税!消費税10%になるもの・ならないもの
2014年4月1日より5%→8%に引き上げられた消費税。
2019年10月1日には8%→10%に、さらに引き上げられました。
今までの増税との違いは軽減税率の導入。
全て税率10%に引き上げるのではなく、一部の商品が税率8%のままになります。
据え置かれるのは飲食料品と新聞(週2回以上発行)の2つのカテゴリですが、「飲食料品」が複雑で消費者だけでなく売る側の店舗も大変。
ここでクイズ!次の場合、軽減税率に相当するのはどれ?
①コンビニでお弁当をテイクアウトして、温めてもらって持って帰る
②コンビニコーヒーを買って、家に帰りながら飲むつもり!
…だったけど外が寒いから店の中で飲んでいくことにした
③映画館で座席で食べる用のポップコーンとジュースを買って移動した
④映画館の売店でポップコーンを買って、売店の前にある椅子に座って食べながら休憩
⑤映画館の売店でビールを買って見ながら楽しもうっと
①と③が正解の8%!
②は微妙な所で、ルール的には10%ですが、実際は買う時点で持ち帰るつもりだったら8%で支払った後、更に課税されるということはないと思います。
④と⑤は10%!④は食事(外食)の扱いになってしまうため、⑤はアルコールなので飲食料品には入りません。
「映画館」は遊園地やテーマパークなど、屋台や売店が立つ娯楽施設など全般で同じことが言えるのですが、全部やっちゃいそうなこの違い、遊びに来ているのに何だかもやもやしてしまいそう。
ショックを和らげるキャッシュレス・ポイント還元!PRポスターやロゴマークで対象店舗をチェック。
軽減税率の他に、もう一つ救済措置として用意されているのがキャッシュレス・消費者還元事業。
特定の店舗で対象の支払い方をすると2~5%ポイント還元されますよ!という仕組みです。
期間は2019年10月~2020年6月。
最大5%分の還元ということは増税分は帳消し、一時的にですが、2014年以前の税率と同等になる可能性もあります。
物価も違うので単純な比較はできませんし、条件も色々ですが、お得な事に間違いありません。
対象店舗はこの9月から対象店舗の店頭でPRポスターを貼っている、またはネットの店舗の場合ロゴマークなどアピールしている可能性があります。
よく行くお店はチェックしてみましょう。また、店舗の加盟は2020年の春まで。今後追加されてくる可能性はまだまだあります。
中小店舗や、旅館などが対象。旅行もお得になるかも!これからの季節は紅葉に温泉も良いですね。
・対象店舗
・対象支払い方法
の2つのうち、支払い方法側は銀行やクレジットカード会社など887社が登録(2019年8月17日時点)しているので、この為に特別な決済手段を用意する必要は無さそうです。
ただ、日常的に活用するなら、自分にとって「お得」で、現金並に簡単なキャッシュレス決済方法を見つけたいところです。
支払い方法はQRコード決済(PayPay、楽天ペイ、LINE Payなど)がおすすめ!
【対象になるキャッシュレス決済手段】
・クレジットカード/デビットカード…クレジットカードは後払い、デビットカードは都度払い(リボ、キャッシングは不可)
・電子マネー…nanaco、WAON、Suica、iDなど、お金をカードにチャージして利用する
・QRコード決済…PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払いなど、QRコードを表示して支払う
・モバイル決済…Apple Pay、おサイフケータイ、Google Payなど
行政の後押しは強く、キャッシュレスサービスが増加していますが、色々と増えすぎて自分には何があっているのかよくわからない。
ちょっと気になるけど手持ちのクレジットカードでいいや…という人のために、今回は、一押し!QRコード決済のメリットと各社サービスを見ていきたいと思います。
QRコード決済は、スマホのアプリで、クレジットカードや銀行口座から買い物ができるサービス。
電子マネー(Suicaやnanacoなど)のように一定金額をチャージしておくこともできるので現金みたいに使えます。
日本では比較的後発の決済方法なので、馴染みがないですよね。
でも、ポイント還元制度と手軽さに後押しされて未来性は十分。各社多々キャンペーンを張っているので汎用性も日に日に上昇中です。
既に浸透している決済方法よりキャンペーンも豊富に展開されているのがおすすめポイント!
・スマートフォンの機種やキャリアを選ばない
・どんな人でもスマホがあればいい
・クレジットカードの持ち歩きに抵抗がある現金派の人向け
・クレジットカードでは大げさに感じる、少額のお買い物でも使いやすい
「お財布忘れた…」「お金おろし忘れた…」「スマホケースにクレカを入れておくと何だか不安…」
そんな日頃のプチストレスも一気に解消!見ていく項目は以下です。
・キャンペーンって結局忘れちゃう。<素のポイント還元率はどう?>
・使えなきゃ意味がない!<自分がよくいくお店で使えるか?>
・この為に改めて色々するのはちょっと…最小限の手間で使いたい。<自分に合っているか?>
・より良いお得を目指して<キャンペーンのお得度は?>
ワイジェイカードを持ってる、またはコンビニで使うなら!利用店舗の豊富なPayPay(ペイペイ)
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PayPay(ペイペイ)
「100億円あげちゃうキャンペーン」や強烈なCMで名前だけでも知っている人は多い決済サービス。
運営元のPayPay株式会社はソフトバンクグループでYahoo!系のサービス利用者は優遇、利便性◎。
ソフトバンクユーザーは月ごとや更新時にポイントがもらえるおまけつき。
店舗向けにもキャンペーンを張っていて、使えるお店が着々と増えているのもメリットです。
2019年9月からはスーパーのイトーヨーカドー、サミット、西友、ライフ、ベイシアなど、近鉄百貨店、ブックオフ、吉野家で利用開始。
多くのコンビニで使えるのも特徴です。
2019年10月4日からは1周年記念でユニクロ ヒートテックとのキャンペーンを予告、キャンペーンでの盛り上がりは継続中です。
ただ、10月1日の増税に合わせて利用特典(ポイント付与)に変更が入り、Yahoo!Japanカード以外のクレジットカードでは利用特典がつかなくなりました。
元々Yahoo!Japanカードユーザー向けのサービスだったところを更に尖らせた形です。
▼準備方法
①PayPayアプリをダウンロード
②電話番号かYahoo!IDで認証
③支払い方法を選択
▼素のポイント還元率
【PayPay残高、Yahoo!Japanカードの場合】
200円(税込)につき3pt(還元率1.5% ※)
+
Yahoo! JapanカードはTポイントで200円につき2pt(還元率1%)で実質2.5%
【その他のクレジットカード】
なし
▼利用可能店舗
こちら
▼支払い方法は?
・クレジットカード
断然Yahoo! Japanカード。
他社のクレジットカードは2019年10月1日より利用特典がつかなくなりました。
・Yahoo!マネー
銀行口座を登録したい場合は、「Yahoo!マネー」を選び、Yahoo!IDとYahoo!マネーに銀行口座を登録して使います。
・PayPay残高(電子マネー)
PayPayアプリに予めチャージした金額分だけ使用できる方法です。チャージする手段は
Yahoo!Japanカード/銀行口座/Yahoo!マネー/ソフトバンク・ワイモバイルのまとめて払い/ヤフオク!の売上/ギフトカードの6種類。
ソフトバンク、ワイモバイル、ヤフオク!の利用者には手軽ですね。
また、使った金額が管理しやすく、現金派にはおすすめ。
▼使い方
PayPay対応の店舗で「PayPayで」と伝えたら、以下のどちらかの方法が店舗から提示されます。
・店舗のQRコードをスマホで読んで、金額を打つ
・スマホに表示されるバーコードを店員に読み取ってもらう
慣れるまでは少し戸惑いそうですが、使い方自体はシンプルですね。
【キャンペーン開催情報】(2019/10/01現在)
まちかどペイペイ 第1弾(~2019/11/30)
PayPayミッション(~2019/10/31)
PayPayでヒートテックを1枚買うともう1枚無料(2019/10/04~10/22)
PayPayが利用できるネットショップ例
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Yahoo!ショッピング
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LOHACO
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Yahoo!トラベル
楽天会員なら登録が超簡単!楽天スーパーポイントと連携できる楽天ペイ
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楽天ペイ
楽天会員ならお手軽さでは断トツの楽天ペイ。楽天のIDとパスワードがあれば、簡単に設定可能!
・アプリを使用すると楽天スーパーポイント獲得
・アプリで楽天カードからの支払いを設定していると、楽天カード利用分の楽天スーパーポイント獲得
・貯まった楽天スーパーポイントを楽天ペイで支払いに使える
というように、楽天周りのお得が循環するようにできているのが最大の特徴。
また、楽天市場での買い物やキャンペーンで期間限定ポイントをもらうことがありますね。
あのポイントを、無理にネットで使わなくても日常のお買い物で消費することができるようになるのがストレスフリー。
ちょっとした「もったいない」を防止できます。
ただ、素のポイント還元はさほど高くないのが少し残念。
▼準備方法
①アプリをダウンロード
②楽天IDとパスワードを登録
▼素のポイント還元率
200円(税込)ごとに楽天スーパーポイントが1pt(還元率0.5%)
+
クレジットカードの利用ポイント
楽天カードなら1%還元になるため、200円(税込)に2pt、合計3ptになり、実質還元率1.5%!
▼利用可能店舗
実店舗はこちら
ショップサイトはこちら
▼お店での使い方
会計時、お店に「楽天ペイで」と伝え、以下の3つの方法から選びます。
・アプリ上のバーコード/QRコードを店員の方に読み取ってもらう。
・店員から提示されたQRコードを読み取る
・セルフ…アプリ上で支払うお店を選択し、金額を入力して支払う(一部店舗)
▼支払い方法は?
・クレジットカード
楽天IDで登録しているクレジットカードが自動で設定。系列サービスの楽天カードが一番のおすすめです。
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楽天カード
・楽天キャッシュ(電子マネー)
楽天ペイアプリに予めチャージしたお金で支払う形式の電子マネー。
チャージ手段はラクマ(楽天フリマ)アプリの売上金や、クレジットカード。
・楽天スーパーポイント
各種楽天系列のサービスで貯まるスーパーポイントを支払いに充てることができます。
【キャンペーン開催情報】(2019/10/01現在)
10/1(火)スタート!全員対象!全店舗でずーーっと5%還元<エントリー要>【第一弾】(~2019/12/02 09:59)
サービススタート記念!セブン-イレブンで楽天ペイを使おう!(~2019/11/01 09:59)
【10月度】楽天ペイを使ったことがない方限定!最大800ポイント!(~2019/11/01 09:59)
楽天ペイにお友だちを招待してポイントGET!
楽天ペイが利用できるネットショップ例
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コミックシーモア
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ワタシプラス
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ドミノピザ
メッセージアプリ「LINE」の決済サービス!コミュニケーション能力が高いLINE Pay
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LINE Pay
特徴はスマホユーザーなら利用者も多いだろうSNSアプリ「LINE」上で支払いを管理できたり、友人知人に送金できること。
完全にお財布の代用のように作られていて、インターネット上で割り勘にも使えてしまうのがさすがLINEといったところ。
コミュニケーション能力が高い決済サービスです。
他のサービスとは違って、前月の利用金額で還元率が変わり、最大の還元率を享受するには月10万の支払いが必要。
LINEペイを利用する場合は使い分けをしないくらいの前提で集中して利用した方が良さそうです。
送金サービス自体は無料なので、割り勘目的で利用するのもあり。
LINE Payを使用していると無料で申し込めるLINE Pay カードというサービスもあって、JCB加盟店約3,300万店舗で使えるカードなので、LINE Payを使うならこちらも発行しておきたいですね。使える店舗の幅がぐっと広がります。
▼準備方法
①LINEアプリをダウンロード
②LINEウォレットタブ(一番右)の右の「+」をタップ
▼素のポイント還元率
1ヶ月の決済金額が1万円未満→0.5%
1ヶ月の決済金額が1万円以上5万円未満→0.8%
1ヶ月の決済金額決済金額が5万円以上10万円未満→1.0%
1ヶ月の決済金額決済金額が10万円以上→2.0%
▼利用可能店舗
こちら
▼お店での使い方
会計時、お店に「LINE Payで」と伝え、
①バーコード/QRコードを店員の方に読み取ってもらう
②提示されたQRコードをこちらが読み込む
のは他の何とかペイサービスと同じです。
その他、チャージ式プリベイドカードLINE Pay カード、オンライン決済の3種類があります。
▼支払い方法は?
・LINE Pay カード レジチャージ
LINE Pay カードを利用してアプリにチャージできます。
・銀行口座
都度チャージする他一定金額を下回ると口座からチャージされるオートチャージが設定できるようになります。
・コンビニ
指定のコンビニでチャージできます。
LINE Payが利用できるネットショップ例
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ショップリスト
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honto
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出前館
キャッシュレス決済、利用できる店舗比較~コンビニと飲食店編~
全国規模のチェーン店やフランチャイズ店で普段こまめに使いそうな店舗に絞って、使える?使えない?を調べてみました。
ポイント還元対象にもなるコンビニは自分の家の周り、勤務先や通学先にある店舗で使えるかが肝。
大きな違いといえば、楽天ペイはセブンイレブンでまだ使えないよう。セブンイレブンが好き、一番行くという人は別の決済手段を用意してもいいですが使い分けが面倒なら楽天ペイ以外にしてしまうのも手。
逆にファミリーマート系列で自由に使いたければ楽天ペイ。
北海道の人でセイコーマートじゃなきゃ!という人はLINE Payだと支払いできません。
飲食店は比較できたのはほんの一部ですが、スタバに良くいく人はLINE Payが便利そう。どちらかというと女性向け、ファミリー向けなイメージ。
逆にPayPayはがっつり系に強いですね!
〇〇ペイのおすすめまとめ
開催されているキャンペーンによって、最終的なお得は変わってきますが、まずは自分のよく行く店舗やサイトを優遇しているサービスを使ってみるのが、実際の所登録も手軽な場合が多いのでおすすめです。
更にキャンペーンを意識する場合は、現時点ではPayPayが優勢かとは思いますが、このページでも更新してお知らせしていく予定なのでぜひチェックしてみてくださいね!